眠れない夜はいつも私を責め立てる
眠れない、というより寝たくない。
何か恐ろしいものが責め立ててくるような気がして寝られない。何かしなければという強迫観念。しかしすることなど何もない。そうしてダラダラとスマホをいじって時間が過ぎていく。
スマホを閉じて速やかに布団に入るべきなのだろうがそれがとてつもなく恐ろしいことのように感じるのだ。
きっとこれは自分だけではないだろう。
眠れない、寝たくない夜を過ごすあなたへ。
私も同じだよ。寝れたらいいね。
身体にとって睡眠は大事だからね。
不安を抱えながら寝ても朝になれば夢の中に逃げたくて起きられないんだ。矛盾してる。
寝れないし起きれない。
どうしたら良くなるのか。私の心の中にある何かが、憑いている何かが落ちれば救われるだろうか。今はただ死をねがうのみだ。
今夜は寝れるだろうか。朝が来るのが怖い。
起きられないんだもの。どうかまともな生活を送れるようになりますように。
過食嘔吐と私
私は6年以上摂食障害と闘っている。双極性障害やADHDも持っているがそれはまた別の機会に…
中学3年生の夏休み頃だ。167cm57kgといたって標準体型だった私に母が一言言った。「あんた、ええ太ももしとるなぁ」それはつまり太いということであった。その日から私はダイエットを決意し、間食をやめて晩御飯はおかずのみ、腹筋を1日50〜100回とその他筋トレをしてダイエットをした。じわじわと減り続けていく体重に達成感を覚えた。
しかし、ある時体重の減少が止まった。当時167cmだった私は身長から115を引いた体重である52kgを目指していたのだが、53kgの惜しいところで停滞期に入ったのだ。そしてその停滞期中に私はとんでもないミスを犯してしまう。
食べ過ぎてしまった。襲ってくるのはとてつもない罪悪感。お腹の膨満感が苦しい。そして私はとうとう嘔吐に手を出してしまう。
そこからは食べ過ぎたら吐く、の繰り返し。良くないことと分かっていてもやめられなかった。その内食べ過ぎた時だけでなくわざと大量に食べ物を買い込んで食べては吐くを繰り返すようになった。確か高校に入ってすぐのことだった。
アルバイト禁止の高校生に過食費用は中々キツい。実家の稼業の手伝いで一月に1万円もらっていたが当然足りるはずもなく、貯めていたお年玉を切り崩して過ごした。
しかし高校2年生の頃に転機が訪れる。
何故かスパッと過食嘔吐をやめられた。ちょうど祖父の葬式で従兄と仲良くなってからだ。話していて楽しくて、とても心地良かった。もしかしたら恋のようなものだったのかもしれない。それから数ヶ月後にはまた過食嘔吐を再開することになるのだが。
とにかく食べ始めは美味しく食べられる。だが段々と罪悪感が勝っていき自分の情けなさに死にたくなる。吐いた後の虚無感は言葉で表せられないほどだった。
しかしそれでも私は太るのが怖くて痩せたくて必死で吐き続けた。結局体重は51kgまでしか落ちなかった。
大学も同じように過ごすが、双極性障害などの影響もあり中退することになった。ちょうど体重が50kgをようやく切れたあたりだ。ちなみに今と当時の身長は169cmである。
毎日毎日、指を突っ込んで吐いていたのがいつの間にかホースを口から胃に突っ込んで胃の内容物を吸い出すチューブ吐きに移行していた。
そしてある日、私は精神科に入院することになった。これも別の記事ではなすが援助交際が両親にバレたことと、その数ヶ月前に首吊りで自殺未遂をしたことが大きな原因だった。
入院中は吐きたくなくて、とにかくご飯を残した。結果体重は47kgまで落ちた。人によっては痩せ過ぎとも、スレンダーで羨ましいとも言われる体型だ。
そして退院してから2ヶ月経ったら今、私は相変わらず過食嘔吐をやめられないでいる。
体重は49〜50kgを彷徨っている。いつか体重や体型を気にせず、爆発的な食欲に支配されることもなく、幸せに食事をできる日はくるのだろうか。